白の衣をまとい
花の香りを抱いて

娘は森を抜け
港へと向かう


そろそろ
港に船の着く頃


船には
手紙で約束した日に

間違いはないかと
そわそわしている紳士が

会場から
娘の待つ港を眺めている



娘の住む森の
奥に住んでいる熊は

道を歩く姿を
優しい眼差しで見ている


歩く道は
決まっているはずなのに

あら
分かれ道だわ・・・

戯けて見せる娘も
その気配を感じている



港に着く頃には
空に星が瞬いていた


森から山へ
熊はゆっくりと

眠る支度を
始めている頃


久しぶりに見る顔に
互いに微笑み合いながら

違う時間(とき)
違う場所

それぞれが過ごした
素敵なことを語り合い


その声は
星とともに

夜空へと
メロディーとなって響く






【追記】

カードの数字が
一枚おきに並んでいる

とても面白い
組み合わせとなりました


物語の中でも

メロディーという
言葉が出てくるように

その並びには

リズムという言葉が
しっくりとくる感じがします



それは

都心の駅で見かけるような
動く歩道に乗っているのではなく

階段をとことこっと
下りているような感じかもしれません


ふっと湧いてきた
小さな違いの感覚を楽しんでみると

発想力のようなものが
拡がりやすいかもしれません








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