航海する船には
歴史ある指輪がのっている


この指輪は
海を渡り

航海士の
愛する人のもとへ届けられる



花を持つ人は港で
船を迎えるのを待っている

長い旅のあとの
再会に胸を躍らせて



この花を摘んだ
家の裏には

ほんの少し
小高い丘があり

そこには
時々熊が現れる


言葉を
交わすことはないけれど

いつもとても
穏やかな感じで見つめ合う



それはきっと
互いの住処を愛しているから



今朝は
森へ帰る熊を見送り

いつもと
ちょっとだけ違う

川沿いの道を歩いて
この港にやってきた


途中で
ほんの少しだけ

分かれ道で
迷いそうになったけど


魚が泳いでいる
道を辿って

この港へ
辿り着くことができた



ちょっと
ドキドキしたけれど

間に合ってよかったわと
その人は微笑む


そして

海の香りと
花の香りを

ほんのりと
味わいながら

船の音を
出迎える






【追記】

海にいる航海士も
冒険者に感じるけれど

陸で待つ愛しい人も
冒険好きの香りがします



焦がれたり
憧れたり

それは
遠くに感じているようで


実は
そこに抱く躍動を

あなた自身が
持っているから感じています



あなたの日常にある
躍動に興味を示すことで

手応えのようなものを
感じやすい日かもしれません

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鈴木明子さん

リーディングは音楽を作ることと似ている

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