静かな夜に
自転車を漕ぐ配達人


その人は
その日最後の手紙を届け

流れる川のほとりで
泳ぐ魚たちに話しかける



これで
今日の配達は終わりさ

僕も家に帰って
きみたちのように

ゆっくりと
お風呂でも浸かるかな



ぼくは水ではなく

勿論
お湯のお風呂だよ



魚たちは
川の中で談笑している


いつも通るあの人
郵便配達人だったんだね

行ったり来たり
いつも不思議だったけれど


配達のために
この道を

行ったり来たり
繰り返ししていたんだねぇ



そして
朝を迎え

その人は
川沿いの道をまた通る


魚たちは
今日はどこに届けるのかなぁと

なんだか
楽しげにその姿を見つめている






【追記】

郵便配達人の呟いた
ひょんなひと言が

魚たちの疑問を
ふっと解いていきました


配達人もまた
配達人という役割を終え

ほっとついた時間に
自然に出た言葉が

魚たちにも
伝わったのかもしれません



あなたの
いつもしていることを

ほんの少し
解き放ってみる感覚で

ほっとひと息つくと
共鳴しやすい日かもしれません


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