暖かな想いがこめられて
一通の手紙は海を渡る


その暖かさは
その家を出たときは

書き手だけの
想いであっても


手紙を運ぶ人
船を動かす人
船をメンテナンスする人
新たな港で手紙を迎える人


道を重ねるたびに
様々な暖かい想いがのっていく



受取り人は
山の麓で

山と緑の香りを
体いっぱいに吸い込みながら

その封を
ゆっくりと開ける


こんな素敵な
風景のあるところで

あなたの手紙を
読んでいるのだと

伝えることもまた
楽しみにしながら



近くの湖では
鳥が餌を捕っている

鳥にとって
餌を捕ることもまた

家族へ送る
手紙のようなもの


でもな
本当はさ


この湖にくるまでの
景色の移り変わりや

ここで出逢った
あなたのような人との

話をすることが
何よりのご馳走だよなぁ~


そう笑って
鳥は湖を飛び立った



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