色とりどりの花が
船に乗り

海を渡って
少女のもとに届けられる


長旅の間
その花束は

とても
丁重に扱われ

鮮やかな色のまま
陸地にやってくる



約束の港で
少女は花を受け取り

道端にある花とも
話しながら家路につく


道の花も
綺麗なのよねと

いくつか
摘んでいくうちに

贈られた花束は
彩りを増していく



心躍る
少女の想いは

眠りのときを超え
朝を迎える


空にある
月と星は

枕元に花を飾り
微笑んで眠る少女を

夜の間
見守り続けていた



目が覚めた瞬間

花の彩りが
目の前にある日を

少女は迎え
ほんのりと微笑んでいる


犬は庭から
そんな姿を感じて

やれやれ
今日の散歩は長そうだ・・・


苦笑いのような
本当は嬉しいような

ちょっとだけ
複雑な笑顔を浮かべている






【追記】

この少女は

丁重に人手で育てられ
花束にされた花も

道の脇で
咲いている野の花も

どちらも尊く
彩りに加えています


そして
とてもアレンジ上手です



犬の表情も
とてもユーモラス

どんな風に今日は散歩が
長くなりそうなのでしょうか?


わたしは少女が
花のある感動を

溢れんばかりに語りながら
散歩に行きそうな気がしています



興味を持って目にしたり
誰かから受け取った言葉や知識を

あなたの中にある
アレンジ力で拡げてみる


そんなことを意識すると
発見があるかもしれません

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