指輪のような形の
花壇のある庭の片隅で

鼠はさっきまで
そこにあった光景を

とても楽しそうに
友と語りあっている



この庭で
繰り広げられていた

ひとつの
ラブストーリー


その中に
長く受け継がれてきた

指輪が
花を添えていた感動を



古き愛は
新しき繋がりへと

家の中で
今は賑わいの音がする



夜になり
湖添いの道を通り

水の音と
樹々の揺れを聞きながら


この家の主は
恋人を送っていく


互いに
手を振ったあとも

香りだけは
余韻として残っている



家の外で待つ犬は
家の残り香を感じている


そして
これから

恋人を送り届けた
この家の主を出迎える



関連記事
スポンサーサイト

8/23 ルノルマン・きょうのうた

感動の連なる世界

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿