大切な人が
ひとり旅立った日



幼い日
父が旅立った日に


哀しみよりも
深く

涙さえも
溢れることなく


冷酷だと
思ってた私が



こんなに
突然に失うのなら


いつ
ひとりになっても

すべてのことを
ひとりでこなせるように


生きていきたいと
固く胸の奥に閉ざした

悲しみの
誓いがあったと思い出す



父の死んだ
次の日から


可哀想だから
優しくしなさいって

お母さんに
言われたから・・・


そんな理由で
物を貰うことが増えた



本当にある
喪失の事実

本当にある
自分の弱さ



それを
人に知られてしまうこと


その
次の瞬間から

対等では
なくなってしまうんだな



そんな風に
心の奥に拳を握りしめ


お金でも
仕事でも

物でも
人でも


自分以外の
何かを失ったとき


「ないんです」

だから

「欲しいんです」



言えなくなっていた



今と
なっては

親でも
周囲でもなく


大人になった
わたしが

愛することの
できなくなっていた

わたし



どうして
消えないままの

喪失感が
つきまとうのだろう


いつも
いつも

ひとりで
首を傾げていた



わたし

って

言葉って



「和+橋渡し」


みたいだね




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