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大切に
大切に

この手に
持ち続けてきた


あなたからの
言葉の花束を

そっと
地面におとしたら


束は
散り散りに

一面は
花畑になった



一輪
一輪と

訪れる人が
微笑みながら

その花を
持ち帰ってゆく



なぜか
胸が痛んで

ほろりと
溢れ落ちた涙に



いい香りねと
駆け寄ってきた

その声を
聞いた瞬間


私は
気づいたんだ


あなたの
花束を放ったのは

私そのものが
花だということに


私は花を生む
花だということに





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