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きみの
居ない生活に

本当は
慣れてきてるのに

そのことを
認めるのが怖くて



陽の当たる
空の下で


きみを想い
水を撒き

きみを想い
水を流し


さらさらと
堕ちてゆく水を見て



ぼくを想い
水を撒き

ぼくを想い
水を流し


この場所を
洗うことを

忘れていたのだと
ほろほろ零れ落ちた



解けた手の
行き場がわからなくて

何かを
掴みたかったけれど


それは
きみではなく

それは
ぼくの心だったんだよ



きみは
もう

ぼくの
目の前には居ない


きみは
もう

ぼくの
目の前には現れない



それでも
きみと生きた時間は

一生
消えゆくことはない



見えなくなった
きみの存在は

見えなくなった
土の中に在る


これから
広がる世界の

根となって
ぼくの中で生きる



きみの居なくなった
その場所に


ぼくが
植物を育て

ぼくが
水を撒くのは



きみと
過ごした時間が

もう
目に見えなくても


土の中で
生きていることを

きっと
忘れないため





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