強いね


きみを見て
静かに呟いた



ここに立って
ここに揺れて
ここに生きて



ただ
その姿を見て

強いね




ぼくらは
強くなれと

幼い頃から
言われ続けて


もっと
強くなりたいと

切なく
願ってしまう



まるで
我が願いのように



それでも
もし

生まれついては
弱かったとしても


弱さを
持つまま

この世界を
生き抜いてきたなら



それこそが
強さというもの



生きている


それこそが
強さというもの



誰のために
強くなろうとしてたのか

何のために
強くなろうとしてたのか

幻のために
強くなろうとしてたのか



生きている
それだけで強い

ぼくがいる
それだけで強い



強さなど
目指す必要はない



弱さと同時に
強さも持って生まれた

弱さを持ちながら
この世界を生き抜いてきた



ぼくの


そのものが
強さ



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