それは
新しいようで

それは
懐かしい



とても可憐で
とても美しい

あの子



遠い
あの日

傷ついて
隠れてしまった


ダメだよって
言われたのは

たった
一人か二人



それ以外の
世界には

沢山
沢山

大丈夫が
あったかもしれなくても


それでも
あの子には

とても
大切な人だった



そして

そっと
小箱にしまって

静かに
泣いて

気づいたら
眠ってしまってた



それは
新しいようで

それは
懐かしい



眠っていた時間も
無駄ではないの

眠ってたけど
死んでたわけじゃないの


眠りながら
見ている夢の中で

新しい色を
吸収しながら


その腕で
あなたの腕で

抱擁されて
生き続けてた



温めて
育てる


ことの
できる

あなたが居ると
知るためにあった時間



眠ってる時間も
無駄ではなかったの

眠ってたけど
死んでたわけじゃないの


温めて
育てる


ことの
できる

心のチカラがあると
知るためにあった時間



本当に
大切なのは


あの子に
ダメって言った

たった
一人か二人じゃないわ



素敵と
目を輝かせる

綺麗と
柔らかく笑う


とても可憐で
とても美しい

あの子と
あなた



眠っている
あの子のこと

見えなくても
忘れることなく


悲しみも
切なさも

喜びも
嬉しさも


語り続けた
あなたの声で

あの子は
目を覚ましたのよ



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可愛いだけじゃ

再生の樹

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